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drums

【ジェフ・ハミルトン】

今さらですが、とにかく素晴らしいドラマーでした!
多彩なテクニックを駆使し、他のミュージシャンを触発する秘技は絶妙だった。
そこで彼のプロフィールを紹介しておきましょう。

1953年インディアナ州生まれ。8才からドラムを始める。
インディアナ大学在学中の1974年にはニュー・トミー・ドーシー・
オーケストラに参加。ライオネル・ハンプトンとの共演も経験し、
75年〜77年にはモンティ・アレキサンダーのメンバーとして活躍。
77年〜78年はウディ・ハーマン・オーケストラに在籍、そしてLA4
のシェリー・マンに代るドラマーとして注目を集め、コンコード・レーベル
で数枚のアルバムを作った。同レーベルではスコット・ハミルトン、ジョージ・
シアリング、ジーン・ハリス、メル・トーメ、ローズマリー・クルーニー、アー
ネスティン・アンダーソン、ハーブ・エリス他、数多くのレコーディングに参加。

83年〜87年はエラやカウント・ベイシー等とも共演。90年代に入ってピーターソン、
レイ・ブラウンのグループで世界中をツアー、また、フランク・シナトラ「デュエッツ」、
ナタリーコール「アンフォーゲッタブル」、バーブラ・ストライザンド「バック・トゥ・ブロード
ウエイ」ベニー・カーター「エレジー・イン・ブルー」ダイアナ・クラール「ホェン・アイ・
ルック・イン・ユア・アイズ」等、数多くのグラミー受賞アルバムにも参加している。
近年はクレイトン・ブラザーズやクレイトン・ハミルトンオーケストラでの精力的な活動、
また自己のトリオでのレコーディングやライブ活動も行なっている。サイドマンとしても
相変わらず超売れっ子で、2002年、春からダイアナ・クラールのワールド・ツアーに参加する
(2002年4月記)

(photo by みつ麿)